12月1日 12月6日
12月8日 12月10日
12月13日 12月17日
12月18日 12月25日
12月27日 12月28日
 2004年12月1日(水)
 今日は、「映画『ヒナゴン』を利用して町の活性化を協議する会(仮称)」の皆さんが、島根県仁多町(現:奥出雲町)へ視察に行きました。仁多町は西城町から車で約1時間、隣の隣の町なのです。
 仁多町の亀嵩といえば「砂の器」の舞台です。小説はもちろんのこと、1974年の映画、そして今年のドラマで脚光を浴びた地です。
 いくつかのロケ地を巡ったほか、「玉峰山荘」という温泉などを訪れました。
 西城町とはいろいろと状況が異っている所も多かったのですが、特に地元・亀嵩の方々の取り組みには学ぶべき点が多くあったようです。それは、地元の皆さんは「砂の器」のことをとてもよく理解し、それを身近なところから何か題材にしたり利用したりされている、というところです。
 西城町でも町のみんなが「ヒナゴン」そして「ヒバゴン」のことをもっと知っていくことからまずはスタートしなければいけないのかも知れません。
 ・・・広報担当の私がもっとがんばらなくてはいけない、ということですね。私は視察には同行しませんでしたが、何だか気が引き締まる思いがしました。
 2004年12月6日(月)
 西城町観光協会のホームページが出来ました。観光協会の事務所は、映画の中では「五十嵐一郎選挙事務所」になった場所です。西城町の観光情報はもちろんのこと、映画「ヒナゴン」の情報も満載なのでぜひともご覧くださいませ。(ちなみに、映画撮影中、この担当者日記のために現場で写真を撮ってくださった「第3の担当者」氏作です)
 今朝、道後山は中腹から山頂までうっすらと雪化粧をしました。役場の周辺では朝は寒かったものの日中は暖かい日差しが降り注いでいます。気温の差が大きいこの時期、マスク姿の人もちらほらと・・・。皆様もお体を大切に。
 2004年12月8日(水)
  昨夜、「映画『ヒナゴン』を利用して町の活性化を協議する会(仮称)」の中の「観光振興部会」の会議がありました。この日は、ロケマップとサインプレートの作成について議論されたほか、いくつか新しいアイデアも出されたようです。少しずつ、少しずつですが、着実に進んでいる、という印象を受けました。
 さて、今日は朝から取材に行きました。美古登(みこと)小学校5年生(5人)が、国語の授業で「ニュースを作る」ということで、映画「ヒナゴン」をテーマに取材や情報収集して記事を書き、放送する、というものです。今日は、西城町のオフトーク放送のアナウンサーの増永高子さんが「伝える」ことについて授業を行いました。実はこの方こそ、映画「ヒナゴン」の中の町内放送の声の主なのです。番組づくりの手順や、話し方のポイントなど、児童の皆さんは真剣な表情で話を聞いていました。
近日中に実際にマイクの前でニュースを伝える予定です。
※オフトークとは、電話回線を利用した有線放送システムです。西城町では平成10年度に放送開始し、朝・夕の定時放送などで町内全域に情報を発信しています。
 2004年12月10日(金)
 先日、西城町に取材に来られた学習研究社の雑誌「ムー」の1月号が発売になりました。そこで、最新UMA情報「獣人ヒバゴンは実在した!!」と題してヒバゴンの特集が組まれています。機会がありましたらぜひご覧くださいね。
 撮影中おなじみだった「ヒナゴン手ぬぐい」などを製作したNPO法人「ヒバゴンの知恵袋」では、「ひばごんえっとおるカレンダー」を製作し、このたび販売を開始しました。
 「えっとおる」とは「たくさんいる」という意味で、毎月いろんなヒバゴンのイラストが楽しませてくれます。2005年版は、映画「ヒナゴン」スペシャル、ということで、映画の名場面や撮影風景などをヒバゴンが演じて(?)います。
 2004年12月13日(月)
 先日、お知らせしました雑誌「ムー」の1月号が学習研究社から送られて来ました。カラーページも使って大きくヒバゴンが特集されています。UMAに興味のある方はぜひどうぞ。また、映画「ヒナゴン」のことも紹介していただきました。編集部の皆さん、ありがとうございました。
 実は、このヒバゴン特集でインタビューにお答えいただいた方は、子役として活躍した高原唯さんの曾祖父にあたる方なのです。当時のヒバゴンについての資料などもたくさんお持ちで、快く取材に協力してくださったそうです。
 2004年12月17日(金)
 お隣の庄原市の酒造会社から、清酒「夢ひろがる...ヒバゴン」が発売になりました。ラベルには比婆山のブナ林でお酒を酌み交わすヒバゴンが描かれています。映画「ヒナゴン」の撮影を記念して企画されました。詳しくは八谷酒造さんへ直接お問い合わせくださいね。

 さて、今朝、(製作委員会改め)ヒナゴンフィルムパートナーズ代表の三木和史さんが西城町にいらっしゃいました。西城町やその近隣での上映などについて打ち合わせが行われました。
 私は最近忙しくその話し合いの場から少し離れて仕事をしていたのですが、とてもパワフルな方で、そのお話は自然と耳に入って来ます。そして私もだんだん「来春に向けて、気合いを入れて頑張らなくては!」という気持ちになってきました。
 2004年12月18日(土)
 今夜、ウイル西城のウイルホールで「2004星降る夜のコンサート」が開催されました。これは「西城ブルーハーモニー吹奏楽団」のメインイベント、今年で10回目です。西城町とその周辺の「音楽大好き!」という皆さんが集まって結成された同楽団は、今や西城町にはなくてはならない存在です。
 ウイルホールといえば、8月16日に撮影された比奈町長討論会の会場になった場所。その日以上にたくさんの観客で埋め尽くされました。
 第2部のポップスステージでは、今年を彩った名曲たちが次々と演奏されました。ヨン様(???)やマツケン(???)が会場を沸かせた後、いよいよヒバゴンが登場しました。

 西城町にとって今年の一番のニュースは何と言っても映画「ヒナゴン」の撮影が行われたこと。会場では映画にまつわるクイズがいくつか出題されました。そこで、来年3月、この会場で先行上映が行われることが発表されました。会場の皆さんもほとんどエキストラなど何らかの形で映画に携わった方ばかりで、大いに盛り上がりました。
 2004年12月25日(土)
 一昨日23日は県民の森でスキー場開きが行われ、今シーズンの安全を祈願しました。約5センチの積雪だそうですがもっと降って欲しいものです。西城の町の中でも短い時間でしたが雪が舞いました。昨年の今日は大雪だったように記憶していますが、今年はホワイトクリスマスにはほど遠いですね。それでもしっかりタイヤは冬用に履き替えました。
 25日、お隣の庄原市の国営備北丘陵公園のウインターイルミネーションを見に行きました。皆さんはどんなクリスマスを過ごされたのでしょうか?
 2004年12月27日(月)
 映画の中での重要な場所である「大トチの木」、現在その周辺の整備が行われています。そこへは小さな川を渡って行くのですが、橋が新しく架け替えられました。地元の人だけでなく、「ロケ地を訪れたい」という方々にもうれしいリニューアルです。
 今日の夕方から、ウイル西城1階で映画「ヒナゴン」の写真を展示しています。西城の熱い夏を思い出してみませんか?お近くの方、年末のお買い物の際は、ぜひお立ち寄りください。
 2004年12月28日(火)
 今日は「御用納め」。役場では、朝から(一部の部署を除いて)大掃除です。私は自分の課ではなく、庁舎周辺の担当になりました。
 役場裏の倉庫を片付けていると、「懐かしい〜!」比奈町グッズ(?)たちです。「2004年の夏はヒナゴン一色だったなぁ」と遠くを見つめて・・・はいけません。体を動かしてせっせとお掃除しなくては。
 そんなこんなでお昼までにはきれいになり、これで清々しい気持ちで新年を迎えることができます。そして午後からは、次号の広報紙の編集やこのホームページの作業などをしています。
 ここで年始の情報を2つ。
●1月1日発行の広島県広報紙「ひろしま県民だより ふれあい」の、特集「ひろしまの‘お宝’再発見」で、映画「ヒナゴン」で町おこしということで西城町が特集されています。
●1月3日、BSデジタル放送のBS Asahiで、出雲地方の紀行番組が放送されます。かつてヒバゴンが目撃された、西城町の比婆山連峰
などが紹介されます。
●1月4日、東京ローカルですが、「爆笑問題の新春特番」で映画「ヒナゴン」と西城町が取り上げられるそうです。
 さて、年明けには映画の公開についての情報もお知らせできるのではないかと思います。その後にはきっと映画「ヒナゴン」の公式ホームページも開設されるはず
(ですよね??担当者様!)。そうなると、この特設ページも一つの役目を終えるのかな、と思っています。
 これまで訪れてくださった皆さん、本当にありがとうございました。至らぬ点も多かったとは思いますが、皆さんの支えがあってここまで頑張れたと思っています。
 最後に、皆さんにとって2005年が幸せいっぱいの一年でありますように!