その後、役場前で、役場を覗く荒川さんのシーンと、役場前広場にスポーツカーで乗り付けるイッちゃんとドベ課長に反町長派が詰め寄るシーンが撮影されました。クラクションを鳴らしながらやって来るイッちゃんカーはすごく迫力がありました。反町長派の集団の中には、広島の人にはおなじみの顔が何人かいらっしゃいました（その正体は、中国放送のアナウンサーの皆さんです）。
日が暮れると、場所を開明橋付近に移し、夏祭りのシーンが撮影されました。実際のお祭りは１３日だったのですが、橋の付近だけ祭を再現しました。たくさんの灯ろうが並んでとても美しかったです。浴衣姿などで集まってくださった約１５０人のエキストラの皆さん、大変お疲れさまでした。
朝８時、たくさんのエキストラの方がホールへ入っていきました。ほとんどが西城町民の皆さんです。ホールを埋める皆さん、そのうち約１２０人は朝から夜まで終日通しの方です。
お昼１２時には入れ替えが行われ、昼食には、いとしのヒナゴン大応援団の「炊き出し班」の皆さんによる炊き込みおこわと豚汁が提供されました。ゆっくり休む間もなく、皆さん再びホールへ。
夕方５時半、午後の部が終わりました。夕食には、同炊き出し班によりカレーライスが用意されました。６時にはまたホールへ戻って行き、夜の部の方と合流されました。
エキストラの皆さんが撮影を終えて出てきたのが午後８時過ぎ。終了予定は１０時と聞いていたので、とてもスムーズに撮影が進んだということでしょう。それもこれも約４６０人のエキストラの皆さんのおかげです。長時間の撮影にご協力いただき、ありがとうございました。そして、炊き出し班の皆さん、約３００食×２の食事の用意、本当にお疲れさまでした。
午後からは、比奈駅の撮影が備後西城駅で行われました。雨が降ったり止んだりで、雨の合間を縫って撮影をされたようです。「西城」と書いてある物はすべて「比奈」に書き換えられます。ここは比奈町の比奈駅なのですから。
夜には、熊野の大トチで撮影が行われました。大トチは夜の撮影が多いので大変です。雨も降って、夏とはいえかなり肌寒いようです。皆さんどうか風邪を引かれませんように。
夜には場所を県民の森に移して、夜の森のシーンが撮影されました。雨が心配されましたが、幸いどうにか降らなかったようです。
※今日の写真は、ナバスケが販売しているドリンク「ラテンパワー」です。とっても効きそう？
ここは、普段、西城町の田盛敬三町長が使っている本物の町長室です。前日には、部屋にあるすべての物の「西城」の文字を「比奈」に書き換えたり、イッちゃんらしい物がいくつか置かれたりしました（ダンベルもその一つ）。そして、歴代の町長の写真が並んでいるところにも、その最後にイッちゃんの写真が飾られました。デスクにも「町長五十嵐一郎」の名札が置かれています。
撮影中は室内の様子は見えないのですが、監督の「スタート！」と「カット！」の大きな声は夕方まで響き渡っていました。
この日は、西城町商工会の女性部の皆さんが、皆さんの昼食にカレーライスを作ってくださいました。本当にありがとうございました。
夕方から台風の影響でかなり強い雨が降りました。夜のシーンは熊野神社での撮影です。町長室のシーンが終わり、撮影隊が熊野へ着いたのが夜７時半過ぎ。そのころには雨もだいぶ弱まりました。
熊野神社では、消防や救急、そして町民たちがみんなでいなくなった子どもたちを探すというシーンが撮影されました。西城町消防団をはじめ、消防署や役場、病院などの車輌や地元の人たちもたくさん集まっての撮影でした。
かなりひどい雨で、しかも風も強かったので、撮影ができるかどうか心配しましたが、夜１０時過ぎには撮影を終えることができました。
夜は県民の森でイッちゃんが森の中を走るシーンが撮影されました。森の中ですから、撮影の照明が落ちるとそこは真っ暗闇・・・。同行した役場スタッフは「森での撮影は懐中電灯が必需品！」と言っていました。
※今日の写真は懸垂幕です。
