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2004年8月29日(日) |
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大型の台風16号が近づいています。30日には天候の悪化が予想されます。そのため、30日に予定していた町内放送のスピーカーの撮影が行われました。役場前や商店街など数カ所での撮影でした。
また、別班で30年前のニュースシーンのための「ヒナゴン目撃者の証言」が撮影され、4名の町民の方が目撃者として出演しました。
写真は、役場玄関に飾ってある火災予防啓発の看板です。備北消防のイメージキャラクターのトンビ くんとヒナゴン(ヒバゴン)が合体して、火災予防を呼びかけています。 |
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2004年8月30日(月) |
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今日は昨日と予定が入れ替わった「放送室」のシーンが撮影されました。西城町には、「オフトーク」という電話回線を利用した放送設備があります。その放送室を使って撮影が行われました。アナウンサー役も実際にオフトークのアナウンスを担当している職員の方が演じました。毎日、この放送室から町民へ向けて放送をしているのですが、「今日はとても緊張しました」と撮影を終えてホッとした様子でした。
その後、室内で小物の撮影などが行われました。 |
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2004年8月31日(火) |
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昨夜は台風16号が通過しましたが、西城町では大きな被害はありませんでした。各地で被害に遭われた皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
今日は、お昼前から数カ所のリテイクが行われ、夕方からはエキストラの皆さん約60人も参加して30年前のシーンの撮影が行われました。夏祭りの日、川辺に佇む信子の祖父・健作さん(夏八木勲さん)と、それを橋の上から見つめる絹代さん(雪村いづみさん)のシーンです。エキストラの皆さんも団扇を持って仰ぐ人、一升瓶を片手に歩く人などそれぞれが小道具を手にしています。何度もテストが重ねられていよいよ本番。通常のシーンと違って「用意!」「スタート!」の「用意!」の時から動き始めなければいけないので、多少戸惑いもあったようでしたが、午後8時前には撮影が終わりました。 |
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2004年9月1日(水) |
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今日は、3歳の信子と祖父・健作のシーンが撮影されました。22年前という設定なので、昔の車も用意されました。川辺のシーンなので台風の影響で多少増水していたこともあってか、夕方5時過ぎまでかかって撮影されました。
西城町での撮影はこのシーンをもって終了しました。延べ千数百人の町民の方がエキストラで参加されました。これはおよそ4人に1人という計算になります。
ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。
この夜、ウイルホールでスタッフの皆さんや地元の皆さん、子役さんたちが集まって打ち上げが行われました。皆さんおいしいお酒だった事でしょう(私は風邪を引いてしまい、家でおとなしくしていました)。
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2004年9月2日(水) |
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今日は、一部西城町外でのリテイクと広島市内での風景の撮影などが行われました。これをもって映画「いとしのヒナゴン」はひとまず撮影終了。1ヶ月と1日、皆さん大変お疲れさまでした。スタッフの皆さんも数人を除いて帰京、帰阪されました。
というわけで、この担当者日記「撮影編」もひとまず筆を置かせていただきます。
今後は、上映に関することやその他新しい話題がありましたら、更新させていただくことにします。これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
※ラストを飾る写真は、前日の打ち上げでの渡邊孝好監督と田盛敬三町長です。お疲れさまでした。
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