10月1日 10月3日
10月7日 10月9日
10月11日 10月17日
10月21日 10月25日
 2005年10月1日(土)
  9月半ばから、和歌山県の田辺市で「ストロベリーフィールズ」という映画が撮影されています。
 この映画、「ヒナゴン」のスタッフさんが関わっておられるということで、以前から題名だけは知っていたのですが、新聞記事やホームページを読んでみると地元・田辺市の人々がすごく頑張っておられることがわかりました。
 田辺市生まれの太田隆文監督の「故郷で映画を撮りたい」との思いが、「田辺市観光協会」や「南紀田辺世界遺産フィルムコミッション」を中心とした地元の皆さんの力が結集して、今年ついに実現したとのこと。監督による撮影日記やスタッフの方の書き込みを読んでいると、去年の夏を思い出して他人事とは思えなくなったのでした。
 もう間もなくクランクアップ、とのことで、前日スタッフの方々に応援メールを送りました。太平洋に面した田辺市は、360℃山に囲まれた西城とは全く違った風景なんだろうな、と思いながらも、汗や涙の味はちょっとだけわかるので・・・。
 2005年10月3日(月)
 「Theater」のページでお知らせしておりますとおり、10月9日 (日)、広島県神石高原町「ながの村」でヒナゴンが上映されます。
 このニュースを受けて、早速「ながの村」の村長・土屋洋三さんにTEL。いろいろとお話を伺いました。
 実は、この「ヒナゴン」の上映会は、今年の夏から着々と計画が練られていたのでした。ながの村とヒナゴン。それは昨年の夏にさかのぼります。2004年8月14日。撮休日だったこの日、井川遥さんが雑誌のグラビア撮影のために「帝釈峡」へ来られ、ながの村に立ち寄られたそうです(撮休なのに撮影をしていらっしゃったのですね)。お仕事ではありますが、帝釈峡の雄大な自然の中でリフレッシュされたことと思います。その井川さんの来訪を通じて、ながの村の方は「今、西城で映画を撮影しているんだ」ということを知ったんだそうです。
※掲載誌は「週刊ポスト」(2004年9月24日号)。タイトルは「井川遥と、ニッポンの夏」で、重松清さんが寄稿されています。
 そういったこともあり、「ぜひ『ヒナゴン』を上映したい!」とのお声を村長さんからいただいておりました。それがついに実現したのですね。私もとってもうれしくなりました。
 帝釈峡へのドライブも兼ねて、ぜひお出かけくださいね。
国の天然記念物に指定されている「雄橋」は、世界3大天然橋にも数えられています
 2005年10月7日(金)
 「Theater」のページでお知らせしておりますとおり、「第18回さっぽろ映画祭」での、「ヒナゴン」の上映が決まり、今日公式サイトで発表されました。
 8月上旬、実行委員会の方から「ヒナゴンを上映したい」とのメールをいただき、そのお話は制作会社へバトンタッチ。その後はただただ「実現しますように・・・」と祈るのみ。2ヶ月後、こうして現実になってとってもうれしいです。その上、なんとゲストとして渡邊孝好監督が来場されるとのことです(実行委員会の皆様、本当にありがとうございました!)。
 また、オープニング作品の「大停電の夜に」に井川遥さんが出演されているほか、「ジェニファ 涙石の恋」に田中要次さんが出演されています。
 なお、この映画祭は全作品招待上映で、各作品ごとの応募・抽選だそうです。締切は10月23日(日)必着とのことなので、お早めに!詳しくは、映画祭公式サイトをご覧くださいね。
 そしてもう一つ、地域の映画祭での上映の話が進行中です。詳細がわかり次第、お伝えしますので少々お待ちくださいね。
 2005年10月9日(日)
 今日は一人と一匹(一頭?)でドライブ。行き先は神石高原町の「ながの村」です。道の細さは予想されましたが、今回ばかりはあのミニカーではなくカーナビ付きの普通車でいざ出発。昨年、大倉綾華さんのインタビューの時、道に迷いまくった教訓から、今夏ついにカーナビを設置。
 道中何度かピンチがありましたが、12時半に到着。早速、村長の土屋さんにご挨拶して、私の役目であった同乗者のヒナゴンを引き渡してから、施設を案内していただきました。
 この「ながの村」は、廃校となった旧永野小学校の施設を改修して宿泊研修の場として生まれ変わった施設です。この講堂を利用して、地元の永野子供育成会さんが主催して、毎年「ふれあい映画会」を開催していらっしゃいます。今年は「ヒナゴン」を上映するということで、地域の皆さんが例年以上に力を入れてくださったようです。
 玄関を入ると、ここを研修などで利用した人たちからの感謝のお手紙や写真などが壁一面に貼ってありました。その中に、昨年8月の井川遥さんのサイン色紙と写真がありました。その後、村長さんとお話しをしていると「今から、映画で使われた車に乗って福山から三好さんが来られる」とのこと。「???」と思って外に出てみると見覚えのある車に見覚えのある女性が。あのイッちゃんカー「白のマスタング」を運転して来られたのは、三好久美子さんだったのです。余暇生活開発士である三好さんは、中国山地やまなみ大学の副学長をはじめ、まちづくり、地域づくりの分野を中心に幅広く活躍されています。
約10年前、まだ役場に入る前にお仕事で初めてご縁があってからこれでお会いするのは4度目でした。撮影のためにこの車を用意してくださったのが三好さんの息子さんの会社だそう。現在は個人の方の所有だということですが、この日のために借りてくださったそうです。早速、車は会場の前に展示されることになりました。
 さて、午後2時を前にぞくぞくとお客さんが入って来られました。後ろの方にいくらかイスは設けてありましたが、基本的にはござに自由に座るスタイル。「小学校の体育館で見た映画」まさにそのままです。
 そしていよいよ「ふれあい映画会」の開幕です。
育成会の会長さんの挨拶の後、ここで急遽私が挨拶をすることになってしまい・・・本当にこういうのが苦手で・・・支離滅裂な挨拶ですみませんでした。続いて、村長さんより、上映に至る経緯が説明されました。昨年の撮影で立ち寄られたご縁から、「ヒナゴン」の上映が決まり、「それならば再び井川遥さんに来ていただきたい」との思いで、地域の皆さんいろいろと知恵を出し合い力を尽くされました。残念ながらスケジュールの都合もあり、実現には至りませんでしたが、上映を前に、井川さんからメッセージカードが届き、それが紹介されました。「ヒナゴンを信じる子、井川遥より」と締めくくられたそのメッセージには井川さんの優しさがいっぱい込められていたように感じました。
 そして上映スタート。私にとっては県民の森以来の「ヒナゴン」ですが、また違った発見や感動がたくさんありました。お昼は約150人の方が来てくださったそうです。
 実はその時、携帯電話にメールが届きました。イッちゃん役の奥田海星くんのお母さんから、「ドライブも兼ねて6時からの上映に行くんですよ」とのこと。「実は私、その会場に来てます」と返信。村長さんにもお話しして、急遽6時からの回で挨拶をお願いすることにしました。
というわけで、2時からの回が終わったら失礼しようと思っていましたが、次回の開始まで延長することにしました。
 5時を過ぎてイッちゃんご一家が到着。8月の「どえりゃあ祭」以来ですが、さらに背が高くなっているように感じました。「ヒナゴン」の後もドラマに出演したり、オーディションに挑戦したりと頑張っているようです。そして、いよいよ6時からの回がスタート。挨拶はそこそこで済ませて「イッちゃん役、東広島から来てくれた奥田海星くんです」と主役をご紹介して私の役目は終了。もうすっかり日の落ちた道をドキドキしながら家路に着いたのでした。
 後でお母さんから「歓迎していただいてうれしかったです。(海星くんも)戸惑いながらも喜んでいました」とのメールが届きました。今回はイッちゃんカーにイッちゃんの登場と思わぬうれしいことがいっぱいの上映会でした。ながの村のある永野地区は人口約240人という小さな集落だそう。でもこんなに盛大に上映会をしてくださった地域の方々には感謝感謝です。ご来場の皆さん、そして運営してくださった皆さん本当にありがとうございました。
ヒナゴンとイッちゃんカー。あり得ない?2ショット
井川遥さんからのメッセージが紹介されました
出番直前、緊張気味?のイッちゃん
 2005年10月11日(火)
 今夜いよいよ渡邊孝好監督の最新作「〜日本のシンドラー 杉原千畝物語〜六千人の命のビザ」が放送されます。昨日の「ザ・ワイド」に吹石一恵さん、今朝の「ズームイン!!SUPER」に反町隆史さん・飯島直子さんと続々生出演されたので、私もしっかり忘れず「録画予約」をセットして家を出ました。皆さん、今夜9時から。お見逃しなく!!!(完成試写会の様子はこちら
 2005年10月17日(月)
 朝晩はとっても寒く、日中はとっても暑いという天気が続いています(金曜日は雨でしたが)。風邪を引いている人も周りにたくさんいらっしゃいます。私自身は鼻炎なのか風邪なのかわかりません。
 さて、「映画祭情報」の一番下でお知らせしている「TOYAMA地域映画フェスティバル」ですが、詳しい情報がわかり次第、ページを作りますので、もう少しお待ちくださいね。今回の上映は、「ぜひ富山で上映したい」と思ってくださった担当者様からメールをいただいたことがきっかけで実現しました。こういうきっかけってとってもうれしく思います。
 日本のいろんな地域の方にご覧いただけることが私たちの願いです。
撮影時、お店のテントを提供してくださったウイル西城のサンパーク食品さん。今でもそのまま使っていらっしゃいます(やっと写真撮れました)。
 2005年10月21日(金)
 23日(日)は、「第27回西城ふるさと祭」が開催されます。去年までは、1週間前位から祭の雰囲気が伝わってきたのですが、4月からちょっと離れた場所に異動になったため、当日までのお楽しみといった感じです。ひろしま牛、さいじょう柿、ゴギ、キノコなどなど、西城の秋の味覚が大集合なので、ドライブがてら遊びに来てみてくださいね。
 それと、「TOYAMA地域映画フェスティバル」の情報をやっとアップすることができました。締め切りまであとわずかですが、皆さんふるって応募してくださいね。
 2005年10月25日(火)
 昨日は23日の振替でお休みをいただきました。ちょうど娘が熱を出したので病院へ連れて行って一日は終わりました(泣)。
 さて、22日には県民の森では雪が降ったそうです。なので西城のまちも朝晩かなり冷え込みます。23日もそんな寒い朝でしたが早起きして「第27回西城ふるさと祭」の会場へ。私は、しあわせ館のボランティアの皆さんが出店する喫茶コーナー「森の茶屋」のお手伝いです。
 テントの一角では、女性グループのはっぴぃメイトの皆さんが、11月18日にウイルホールで上映する映画「火火」のチケットも販売しています。そのコーナーにちゃっかり私も「ヒナゴン」のポスターを貼らせてもらいました。すると、ある人から「井川遥さんは次の(NHK)朝ドラに出てんよね
(出演されるのよね)」との声。「こないだは監督さんのドラマがあったが〜(あったよね〜)」、「こんだあ(今度は)火垂るの墓」に伊原さんが出てんじゃと(出演されるんだって)」・・・西城町ではヒナゴン関係者の皆様への注目度はかなり高いのです。
 お祭りの方は午前中冷たい雨が降りましたが、お昼からの運動会の頃には回復して暖かくなりました。でもさすがに温かい食べ物がよく売れていたような・・・。地元の味と地元の人の笑顔・・・ちょっとこじんまりしているけど、心があったかくなるお祭りでした。
 さて、今日は「TOYAMA地域映画フェスティバル」の応募締切日(メールやファクスならまだ間に合う?)です。私も今日は富山の事務局宛に「ヒナゴンロケ地マップ」を送る準備をしました。たくさん観にきてくださるといいなと祈りつつ・・・。
よさこい踊子隊の中に伊藤ちゃんを発見!!